目次
第1章 緒言
第2章 日本の高等教育政策の背景と成り立ち
第3章 高等教育の全体像と機関ガバナンス
第4章 高等教育財政
第5章 高等教育と機会均等
第6章 高等教育と労働市場
第7章 高等教育における研究と革新
第8章 高等教育の国際化
第9章 高等教育の質の保証と向上
第10章 結論
著者等紹介
森利枝[モリリエ]
1968年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科人文専修卒業、同大学院文学研究科修士課程教育学専攻修了、同博士課程中退。学位授与機構審査研究部助手を経て、大学評価・学位授与機構学位審査研究部准教授。専門は、比較高等教育論
米澤彰純[ヨネザワアキヨシ]
1965年東京都生まれ。東京大学教育学部教育行政学科卒業、同大学院教育学研究科教育学専攻(教育社会学専修)中退。博士(教育学)(東北大学)。東京大学助手、広島大学助教授、大学評価・学位授与機構助教授を経て、東北大学高等教育開発推進センター高等教育開発部准教授。専門は、教育社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山がち
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確かに解説等にあるように問題がないわけではないけれども、驚くべき正確さであるのは確かだ。そして、「不正確」と感じるところこそ、重要なのかもしれない。それは、世界から日本がどう見えているかというのを知る格好の材料になるからだ。高専への高い評価などは特筆すべきことだとは思った。最近のスーパーグローバルハイスクールに見られるように、文科省の国際化に対する予算の少なさは、世界から見てもそうであるという点は頷ける一方で、学長に力は世界的に見た場合強いのだろうか。また、労働市場と高等教育の関係の分析にも甘さを感じた。2014/04/13