目次
第1部 二〇世紀の中国革命の意味を再び問う(歓声のなかの警鐘―戦場の中国から見た日露戦争;二〇世紀の中国革命の理解―新民主主義論を再吟味して;革命自由人、王造時とその時代)
第2部 中華の論理、帝国の論理―東アジアの困難な境遇(中華民族論と東北地政学―「東北工程」の理論的な根拠;日本の歴史教科書のなかの東アジア認識―脱亜観念の持続と変化;東アジアのベトナム戦争―南北三角同盟の対応)
第3部 比較の地域史―東アジアのための弁護(集団主義はアジアの文化なのか―儒教資本主義論批判;脱冷戦期における民族問題の再認識―東アジアの観点からの省察;韓国の歴史教科書における東アジアの国民国家の形成史;多元的な世界史とアジア、そして東アジア)
著者等紹介
柳〓泰[ユヨンテ]
1957年生まれ。韓国ソウル大学校師範大学歴史教育科卒業。ソウル大学校大学院東洋史学科文学修士、延世大学校大学院史学科文学博士。中国現代史専攻。中国南京大学でポストドクター研究員を経て現在ソウル大学校歴史教育科教授
岩方久彦[イワカタヒサヒコ]
1965年生まれ。淑徳大学社会福祉学部卒業。韓国/高麗大学校大学院韓国史学科修士課程卒業。同博士課程単位取得。韓国/富川大学校秘書科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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