内容説明
酒類供給サイドの社会的責任、適切な飲酒、脱「アルコール依存社会」政策、断酒会のあり方の4つを柱として、飲酒と自己決定の自由を尊重しつつ、いかにして日本のアルコール関連問題を削減するか追究する。
目次
序章 何が問題であり、その解決にむけていかに研究すべきか
第1章 アルコール依存社会とアルコール関連問題
第2章 アメリカ、スウェーデンにおけるアルコール政策の発展
第3章 アルコール問題対策の検証とアルコール基本法案
第4章 断酒会の役割、その現状と課題
終章 脱「アルコール依存社会」とはどんな社会か
著者等紹介
中本新一[ナカモトシンイチ]
1945年に生まれる。博士(政策科学:同志社大学)。同志社大学卒業後、高校に勤務。在日韓国人、同和地区の子どもたちを支援する。1983年より断酒会に所属している。34年間の高校勤務をへて、2009年、アルコール関連問題を大幅に減らす研究で、同志社大学大学院博士後期課程を修了し博士号を取得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 青の時間 ハルキ文庫