内容説明
白書から生まれる新しいネットワーク。さまざまな立場、いろいろな現場から、執筆者総数105人。
目次
1 現代日本の子どもの貧困
2 子どもの暮らし・育ちと貧困
3 学費・教育費と奨学金問題
4 テーマで考える子どもの貧困
5 若者の貧困
6 貧困と地域沖縄から
7 外国に学ぶイギリス
8 なくそう!子どもの貧困私たちのとりくみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
32
大学図書館。研究者がわかりやすくそれぞれの得意分野をまとめてる。2017/07/30
takao
2
ふむ2023/07/05
なお
1
実は貧困問題は自己責任の部分もあるよな、って思ってた。でもそもそも人生のスタートの時点で身軽に走り始められる人と鉛を背中にしょって走り始める人がいて、しかも鉛は親から受け継いだものだったりするのだから、本人の努力以前の問題。日本にこういう子どもたちがたくさんいることをみんな知らなくてはいけませんね。すべての子どもが夢を持てる国であって欲しいです。個人的には、質のいい保育園をたくさんつくり希望する人はみんな入れるようにするだけでも解決する問題は多いと思った。2013/03/28
みんと
1
日本の子どもの貧困率は13.7%、およそ7人に1人が何らかの貧困状況におかれているという事実に愕然とする。自分の意思とは別に、教育はもちろん、衣食住の最低限の保証もされていない子どもたちに、手助けをしている団体、施設もあるが、まだまだ充分な措置とは言いがたい。大阪の橋下知事の義務教育で充分だという驚くべき発言にがっかりする。公立の高校に行けないのは自己責任なのだろうか。そんなはずはない。このような書によって提示される事実は沢山の人の目に留まってほしい。2010/01/01
NoriakiImai
0
教育関係者は必ず読むべき2010/11/07