内容説明
具体的にこのケベックとはどのような過去をもち、現在どういった社会であり、そこで人々はどのような文化を育んで暮らしているのでしょうか。なぜケベックはその独自性にこだわるのでしょうか。ケベックはいつまでもカナダにとどまるのでしょうか。こうした疑問に対する答え、あるいは問題意識に対するヒントが、すべて本書にあります。
目次
1 自然環境と都市
2 歴史
3 政治・経済・対外関係
4 人口動態・民族・ひと
5 カナダにおける「独自の社会」
6 文化的アイデンティティの模索
7 舞台と映画
8 ケベック文学
9 人々の暮らし
著者等紹介
小畑精和[オバタヨシカズ]
明治大学政治経済学部教授。同大学国際交流センター所長。日本ケベック学会会長、日本カナダ文学会副会長、日本カナダ学会理事。国際ケベック研究誌Globe編集委員。『現代の理論』編集委員。元『新日本文学』編集委員。主な著訳書に、『ケベック文学研究』(御茶の水書房、2003年、カナダ首相出版賞審査員特別賞受賞)、『やぁ、ガラルノー』(ジャック・ゴドブー原作、彩流社、1998年、北米フランス語普及功労章受章)なド
竹中豊[タケナカユタカ]
カリタス女子短期大学言語文化学科教授。明治大学で「現代のケベック」講座担当、青山学院女子短期大学などで非常勤講師。日本ケベック学会副会長、日本カナダ学会理事、『カナダ研究年報』編集委員。元在カナダ・日本国大使館専門調査員。主な著訳書に、『カナダ 大いなる孤高の地―カナダ的想像力の展開』(彩流社、2000年、カナダ首相出版賞受賞)、『ケベックの生成と「新世界」』(ジェラール・ブシャール著、監修、彩流社、2007年、カナダ首相出版賞審査員特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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