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ケベックを知るための54章

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750329512
  • NDC分類 302.514
  • Cコード C0336

内容説明

具体的にこのケベックとはどのような過去をもち、現在どういった社会であり、そこで人々はどのような文化を育んで暮らしているのでしょうか。なぜケベックはその独自性にこだわるのでしょうか。ケベックはいつまでもカナダにとどまるのでしょうか。こうした疑問に対する答え、あるいは問題意識に対するヒントが、すべて本書にあります。

目次

1 自然環境と都市
2 歴史
3 政治・経済・対外関係
4 人口動態・民族・ひと
5 カナダにおける「独自の社会」
6 文化的アイデンティティの模索
7 舞台と映画
8 ケベック文学
9 人々の暮らし

著者等紹介

小畑精和[オバタヨシカズ]
明治大学政治経済学部教授。同大学国際交流センター所長。日本ケベック学会会長、日本カナダ文学会副会長、日本カナダ学会理事。国際ケベック研究誌Globe編集委員。『現代の理論』編集委員。元『新日本文学』編集委員。主な著訳書に、『ケベック文学研究』(御茶の水書房、2003年、カナダ首相出版賞審査員特別賞受賞)、『やぁ、ガラルノー』(ジャック・ゴドブー原作、彩流社、1998年、北米フランス語普及功労章受章)なド

竹中豊[タケナカユタカ]
カリタス女子短期大学言語文化学科教授。明治大学で「現代のケベック」講座担当、青山学院女子短期大学などで非常勤講師。日本ケベック学会副会長、日本カナダ学会理事、『カナダ研究年報』編集委員。元在カナダ・日本国大使館専門調査員。主な著訳書に、『カナダ 大いなる孤高の地―カナダ的想像力の展開』(彩流社、2000年、カナダ首相出版賞受賞)、『ケベックの生成と「新世界」』(ジェラール・ブシャール著、監修、彩流社、2007年、カナダ首相出版賞審査員特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

0
「文学」のパートが興味深かった。ケベック社会のメンタリティの遷移を反映しており、そこには伝統回帰的な描写から「動的アイデンティティ」の探求への移行が生じていることが示されている。2011/10/28

ryotarocheak

0
「カナダ=英語留学」のイメージがあるのではないか。アメリカよりは安価に英語を学ぶ事ができ治安も比較的良いためだ。しかし、カナダにはフランス語圏もある。それがこの本の主題であるケベックだ。 ケベックはカナダの州の内の1つである事に間違いはない。しかし、その実情はさながら1つの「独立国」かの様だ。 バンクーバーやトロントも勿論良いのだが、ぜひケベックにも足を運んでみたいものである。2022/06/24

teru_456730

0
第20-22章

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