ワークブック アトウッド博士の“感情を見つけにいこう”〈2〉不安のコントロール―アスペルガー症候群のある子どものための認知行動療法プログラム

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ワークブック アトウッド博士の“感情を見つけにいこう”〈2〉不安のコントロール―アスペルガー症候群のある子どものための認知行動療法プログラム

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  • サイズ B5判/ページ数 101p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784750328867
  • NDC分類 378.6
  • Cコード C0037

出版社内容情報

アスペルガー症候群などの広汎性発達障害のある子どもに多く見られる不安障害や怒りのコントロールの問題を改善するための認知行動療法プログラム〈感情を見つけにいこう〉。楽しく課題に取り組みながら感情を深く理解し、不安をコントロールする力を身につける。


はじめに
 ――プログラム〈感情を見つけにいこう〉について
 なぜ認知行動療法か
 従来の認知行動療法(CBT)との違い
 情動教育
 認知的再体制化
 コミック会話
 感情の道具箱
 道具箱に入れる付加的な道具
 ソーシャルストーリー(TM)
 〈感情を見つけにいこう〉の有効性に関する研究結果
 参考文献

セッション1 自己紹介と自分を知ること
セッション2 なぜ不安になるのだろう
セッション3 感情の道具箱
セッション4 「道具箱」を使いこなす練習
セッション5 ソーシャルストーリー(TM)
セッション6 対処法を学び合う

指導者のためのガイド

プログラム〈感情を見つけにいこう〉について――監訳者から

はじめに?

 プログラム〈感情を見つけにいこう〉について
 私は、非常に体系的に興味をかき立て、認知によって感情をコントロールできるようなプログラムを念頭に置き、認知行動療法のプログラム〈感情を見つけにいこう〉を開発しました。プログラムに参加する子どもは全員、1回2時間、全6回のセッションにおいて「うれしい」「リラックスしている」「不安」「怒り」という特定の感情を深く探るための演習や情報が盛り込まれたワークブックを使います。ワークブックには感想や意見、質問への答えを書き込む項目があります。毎回のセッションの最後に、「やってみよう」課題について説明します。これは次回のセッションまでに仕上げるものです。次回のセッションのはじめに、仕上げてきた「やってみよう」課題について、プログラムを実施する担当者やプログラムの参加者たちで話し合います。プログラム〈感情を見つけにいこう〉は、科学的な視点から心の世界を探究することを目的として作られています。このプログラムには2つの種類があり、1つは不安について深く知り、不安をコントロールするプログラムで、もう1つは怒りについて深く知り、怒りをコントロールするプログラムです。
 プログラムはもともと、9歳から12歳までの子どもによる2~5人の少人数のグループに、大人2人が進行役として付くことを想定して作られています。しかしこのプログラムは、子ども1人だけに対しても活用できるよう、内容の一部を簡単に変更することができます。また演習の一部を、もっと年長の子どもや大人に適したように変更することもできます。このプログラムはアスペルガー症候群のある子どもに見られる不安障害、あるいは怒りのコントロールという問題を改善するために考案されましたが、高機能自閉症や特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)のある子どもに対しても、同じように用いることができます。また、資格をもった心理学の専門家以外でも実践できるよう配慮しました。親や教師、言語療法士、作業療法士は、認知行動療法の訓練を受けていなくてもプログラムを実施することができます。?
 (…後略…)

内容説明

「不安のコントロール」は、子どもが自分の感情を探り、「不安」について深く知るためのプログラムです。大人2人の指導のもとで、子どもが1人でワークブックの課題に取り組んだり、2~5人のグループで課題の答えについて話し合ったりします。「感情の道具箱」「ソーシャルストーリー」といった具体的でわかりやすい技法を用いた、1回2時間ていどのセッションを全6回行なうことで、不安に対処する方法を身につけていきます。対象年齢:9歳以上。プログラムを円滑に実施できる「指導者のためのガイド」も充実。

目次

はじめに プログラム“感情を見つけにいこう”について
1 自己紹介と自分を知ること
2 なぜ不安になるのだろう
3 感情の道具箱
4 「道具箱」を使いこなす練習
5 ソーシャルストーリー
6 対処法を学び合う
指導者のためのガイド

著者等紹介

アトウッド,トニー[アトウッド,トニー][Attwood,Tony]
オーストラリア、ブリスベンの臨床心理士で、30年以上にわたり、自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害のある人たちの療育に当たってきた。この分野における第一人者として世界的に知られ、尊敬を集めている。これまでに、あらゆる領域の自閉症スペクトラム障害、つまり重度の障害のある人から大学教授まで、また乳幼児から80歳代の高齢者まで、数多くの人々を支援してきた。アスペルガー症候群や高機能自閉症に関する著書やビデオは、この分野の最も優れた手引きとして高い評価を受けている

辻井正次[ツジイマサツグ]
1992年、名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。現在、中京大学教授。NPO法人アスペ・エルデの会CEO・統括ディレクター。浜松医科大学・子どものこころの発達研究センター客員教授

東海明子[トウカイアキコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。