内容説明
経営学はこれまで、組織とその中の人間、また組織とそれを取り巻く環境を、どのようなものとしてとらえ、それぞれがいかなる関係にあると考えてきたか。代表的な学説をひもときながら、4つの大きな枠組みの中に位置づけ、考え方の本質に迫る。
目次
協働という行為の組織化に向けて
第1部 静態的構造学派(作業の合理化;古典的経営管理論と管理原則の導入;合理性と官僚制組織)
第2部 均衡学派(人間性の発見;協働体系としての組織;認識された制度の役割)
第3部 適応的デザイン学派(技術と組織構造;課業環境と組織プロセス;課業と組織デザイン)
第4部 進化プロセス学派(問題解決を超えて;組織の進化理論;創発する戦略行動)
経営学説の枠組み
著者等紹介
岸田民樹[キシダタミキ]
名古屋大学大学院経済学研究科教授。1948年生まれ。1972年京都大学経済学部卒業、74年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、77年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。経済学博士。1977年大阪府立大学経済学部講師、80年名古屋大学経済学部講師、84年同助教授を経て、93年同教授となり、現在に至る
田中政光[タナカマサミツ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授。1947年生まれ。1972年学習院大学経済学部卒業、都市銀行での勤務を経て、80年学習院大学大学院経営学研究科修士課程修了、83年大阪大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。経済学博士。1983年大阪大学経済学部助手、84年東北学院大学経済学部講師、85年同助教授を経て、94年横浜国立大学経営学部教授となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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葉
kuma-kichi