目次
第1巻 イスラームの慧眼(1)(神学(神の存在を信じること)
ふるまいと道徳
イスラーム法諸令)
第2巻 イスラームの慧眼(2)(預言者;イマーム;イスラーム法諸令)
著者等紹介
富田健次[トミタケンジ]
1947年愛媛県生まれ。立命館大学文学部東洋思想(東洋史)修士課程修了、テヘラン大学文学部留学、イランで日本企業に勤務した後、(財)中東経済研究所主任研究員、大分県立芸術文化短期大学国際文化学科教授を経て、2003年10月より、同志社大学神学部教授。専攻は、現代イラン研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マカロニ マカロン
16
個人の感想です:B。『テヘロリ』読書会の参考本。イランの宗教を知ることは課題本の理解に欠かせないと思い、「イラン高校国定宗教教科書」の本書を読んだ。イランはCE1500年からイスラーム・シーア派が国教に定められている。クルアーンには「アッラー、唯一なる神」であり、偶像崇拝は固く禁じる。ムハンマドと娘婿のアリーからの血脈のイマームを最高指導者として礼拝や道徳に注力する。一つ厄介なのは「聖戦」は数千年いや数十万年かかるかもしれないが、最後は必ず勝つということ。この思考では絶対に戦争を止めようとは思わないだろう2025/09/16
可兒
2
教科書もつくる人によって書くことが違うのはあたりまえ。日中韓の教科書を見てみればすぐわかるが、それら三者に共通する考え方すら全世界で通用はしない、と実感できるだけでも収穫。内容が怖くないといえば嘘だが、あちらにしてみれば民主主義などという神をも恐れぬ所業を誇る教科書のほうが怖いはずだし、どっちもどっち2010/09/01
可兒
1
前に読んだ時よりもアラというか、論理がところどころ飛んだり筆者の心に余裕がなくなったりしている箇所が多く目につく2013/05/09
thuzsta
1
神学の本を読んだのは多分初めてだが、ところどころ論理的な意味で納得できないことがあった。アラビア語ができればネットでいくらでもウラマーに聞けるのであろうが。さすがに日本語で質問受け付けてるとこはないか。2012/01/28
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