目次
序説 東アジアの社会運動と民主化―市民社会の持つ可能性
第1部 台湾と韓国(台湾の社会運動、市民社会、民主的ガバナンス;新仏教集団のダイナミクス;原住民族運動と多文化社会の形成;韓国社会運動の動員戦略と社会政治的特徴)
第2部 東アジア三国の外国人労働者問題(外国人労働政策に関する韓国世論―NGO、労働組合、雇用主団体;台湾にみる外国人労働者・配偶者とNGO;日本における外国人研修生とNGOの提言・支援運動)
第3部 東・東南アジア(民主化動因としての東アジア中間層の実態―アジア・バロメーターからの知見;タイにおける市民社会と急進的環境保護運動の将来;カンボジアにおける民衆主体のコミュニティ発展とガバナンス)
著者等紹介
西川潤[ニシカワジュン]
1936年台湾台北生れ。早稲田大学政治経済学部及びパリ大学高等学術研究院卒。早稲田大学名誉教授。早稲田大学台湾研究所顧問
蕭新煌[ショウシンコウ]
1948年台湾生れ。国立台湾大学社会学科及び米国ニューヨーク州立Buffalo大学社会学修士、博士。台湾大学社会学科教授。中央研究院アジア太平洋地域研究センター所長。国家文化芸術基金会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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