出版社内容情報
《内容》 生体はきわめて不思議な生理現象を持ち、その生理機序の詳細については未解決な問題も多い。胃も不思議な器官の一つである。その胃について、臨床上直接必要とされる生理学的、また、病態生理学的な知識を比較的簡潔に平易に解説するとともに、最新の研究成果を加え編集した。生理学の教育にたずさわる方や研修医・研究者に大いに役立つ。
目次
1章 H+,K+―ATPaseの基礎と応用
2章 酸分泌細胞の受容体機構
3章 ガストリンとその他の胃腸ホルモン
4章 主細胞の機能
5章 細胞回転と胃粘膜分化・成長
6章 胃壁防御機構
7章 胃運動と制御
8章 胃潰瘍