内容説明
異母兄に騙されるようにして国王ユリアンの許に人質として送られたエリーザ。ショックを受ける彼女にユリアンは現実を見ろと意地悪く言いながらも膝枕を要求し、激しく抱いてくる。「早く慣れろ。大事にしてやるから」冷酷な王だと噂されていたユリアンに、時に甘えられ、時に優しくされるうちに惹かれていくけれど、エリーザには秘密があって…！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
5
他人の悪意が目に見える辺境伯の妹ヒロイン。王都の叔父が病気ということで見舞いに行くが、故郷の兄とその叔父に騙される形で、叔父に代わって彼女が王家の人質となってしまったって感じ。でもくよくよせずにお役目を果たそうとするヒロインにヒーローが落ちてさっそく膝枕を頼むというね。ヒーローおまえ従者に裏切られて人嫌いなんじゃなかったのかと。とはいえヒロインは昔ヒーローを救っていて、ヒーローはそれに気づいたから彼女を置くわけだけど。本人たちはラブラブでいいけどヒロイン兄と叔父は普通にムカつくから天罰ほしかったわ～。2021/02/04
