目次
1 国家社会主義の興亡(共産党員の世界;決着)
2 体制転換から見た国家社会主義(体制転換と国家社会主義の遺産;国家社会主義の経済的基盤と経済主体―ソ連社会主義の経済成長・再生産・崩壊をとおして;国家社会主義における都市形成とその変容;国家社会主義における生活者の満足度―労働と消費の側面から;国家社会主義論をどう読むか)
著者等紹介
レーン,デービッド[レーン,デービッド][Lane,David]
ケンブリッジ大学社会政治学部Senior Research Associate。オックスフォード大学、バーミンガム大学に学び、バーミンガム大学社会学部教授、エセックス大学社会学Reader、ハーバード大学客員教授などを歴任。エリートおよびEUに関する英国アカデミーNetwork Award、ウクライナとロシアでの階級と体制転換の関係に関するLeverhulme Trust Research Awardを取得。社会運動としての社会主義とマルクス主義に関心をもち、政治体制、社会類型としてソ連および国家社会主義に関する多くの著作を執筆。近年は、体制転換過程、旧社会主義諸国における資本主義の構築に関心を寄せ、とくに階級の役割と経済のグローバル化に焦点をあてている
溝端佐登史[ミゾバタサトシ]
京都大学経済研究所教授。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。経済学博士。専門は、ソ連・ロシア経済論、比較経済システム論
林裕明[ハヤシヒロアキ]
島根県立大学総合政策学部准教授。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。経済学博士。専門は、ソ連・ロシア社会論
小西豊[コニシユタカ]
岐阜大学地域科学部講師。関西大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は、ソ連・ロシア経済論、比較経営システム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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