中山みきの足跡と群像―被差別民衆と天理教

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750324852
  • NDC分類 178.82
  • Cコード C0014

出版社内容情報

天理教教祖、中山みきの実践や教説の中心に焦点をあて、彼女をとりまく家族や信者たちの信仰の姿を描く。聞き取りや伝承を掘り起こし、被差別民衆の生きた世界から教祖の「ひながた」(宗教的生涯)の深意を読み取る。前著『中山みきと被差別民衆』に続く労作。

内容説明

本書は三部構成になっている。1部では、教祖とその家族に焦点をあてて、教祖の同時代に「ひながた」を慕うことがいかに困難なことであったのかを見た。2部では、教祖の教えの中心的な部分に焦点を合わせて、教祖の実践の一端にふれている。3部では、「ひながた」を慕った教祖以後の信者たちの信仰の姿を描いた。

目次

1 教祖とその周辺(中山みきとその時代;庄屋善兵衛とその妻―天理教立教当時の精神史点描;秀司と足の悩み)
2 教祖の教え(踊りは希望の蘇る現場である;からだのコスモロジー―中山みきの身体観)
3 教祖を慕う人びと(被差別部落と天理教;「大逆事件」を背負った女の一生―高木顕明とその娘;天理教ハンセン病布教史の一齣―成田喜九郎氏の信仰の歩み)

著者等紹介

池田士郎[イケダシロウ]
1946年生まれ。天理大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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