出版社内容情報
国際化にともない、国・地域・言語間を移動する子どもたち。彼らの「考える力」「生きる力」としての言語能力の育成をどのように確保するのか。日本語能力をはかる「ものさし」である「JSLバンドスケール」をもとに、その方法論、そして日々の実践を紹介。
目次
第1部 「移動する子どもたち」への言語教育を考える(年少者に対する日本語教育の課題;年少者日本語教育実践の観点―「個別化」「文脈化」「総合化」;「JSLバンドスケール」の考え方と方法論)
第2部 「移動する子どもたち」への日本語教育実践(「ことばの力」を育成する実践;「ことばの力」を捉え直し、主体性を育む実践;子どもを支えるネットワークの構築へ;地域で子どもたちを育てる)
第3部 年少者日本語教育をめざす人々のために(年少者日本語教育に関わる「研究書紹介」;年少者日本語教育に関わる「論文解題」)
著者等紹介
川上郁雄[カワカミイクオ]
早稲田大学大学院日本語教育研究科教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は、日本語教育、文化人類学。1990年より1992年までオーストラリア・クイーンズランド州教育省日本語教育アドバイザー(国際交流基金派遣日本語教育専門家)。1993年、宮城教育大学の日本語教育担当教官(助教授)として赴任、宮城教育大学教授を経て、2002年、早稲田大学日本語研究教育センター教育に着任。2003年より現職。平成13年(2001年)より文部科学省の「学校教育におけるJSLカリキュラムの開発に係る協力者会議」の委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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