学習者と教育者のための自己主導型学習ガイド―ともに創る学習のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750321639
  • NDC分類 379.7
  • Cコード C0037

目次

第1章 自己主導型学習における学習者とは―学ぶ人への手引き(まず考えたいこと;探究プロジェクト)
第2章 自己主導型学習における教師とは―教える人への手引き(まず考えたいこと;新たな役割がどんなものかをはっきりさせる;自己主導的な学習者になるのを援助するには;ファリシテイターとしての役割を果たす)
第3章 学習リソース編(学習全体に関わるリソース;雰囲気づくりと関係性づくりに関わるリソース;学習ニーズを自己診断するためのリソース;学習の到達目標を設定するためのリソース;学習方法と学習リソースの活用のしかたに関わるリソース;学習の全体評価のためのリソース)

著者等紹介

渡辺洋子[ワタナベヨウコ]
1959年、群馬県生まれ。お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科単位取得満期退学。お茶の水女子大学人間文化研究科助手、新潟中央短期大学幼児教育科助教授などを経て、京都大学大学院教育学研究科助教授。専攻は、生涯教育学(比較成人学習・教育方法論、社会教育史、生涯学習とジェンダー)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

欧米諸国の成人教育に大きな影響を与えたノールズによる教師と学習者のための実践の書。おとなの学習者が学習の場で自分から積極的に学習に取り組み、それに教師がどうかかわっていくか、そのための材料と教室での実際のやり方が具体的に述べられている。

用語解説
はじめに
第1章 [自己主導型学習における学習者とは]―学ぶ人への手引き―
1 まず考えたいこと
 (1)雰囲気づくり
 (2)学習ニーズを把握する
 (3)学習プランをデザインする
2 探究プロジェクト
 1 なぜ自己主導型学習なのか―【探究プロジェクト1】
 2 自己主導型学習とは何か―【探究プロジェクト2】
   ●教育への二つのアプローチ
 3 「自己主導型学習」に求められる能力とは―【探究プロジェクト3】
 4 学習プランをデザインする―【探究プロジェクト4】
   ●学習契約
第2章 「自己主導型学習における教師とは」―教える人への手引き―
1 まず考えたいこと
2 新たな役割がどんなものかをはっきりさせる
 (1)「学習内容を伝えるだけ」の役割を超えて
 (2)「学習が促進されるよう援助する」役割へ
  要素1 雰囲気づくりに関して
  要素2 学習の方針づくりに関して
  要素3 学習ニーズの自己診断に関して
  要素4 学習の到達目標の設定に関して
  要素5 学習プランのデザインに関して
  要素6 学習活動への参加姿勢に関して
学習全体に関わるリソース
 A:学習の前提と学習のプロセス
 B:自己主導型学習で求められるコンピテンスの自己診断表
 C:「学習契約」の作成例
 D:自己主導的な人の自己概念をめぐる文章例
2 雰囲気づくりと関係性づくりに関わるリソース
 E:学習の場での人間関係づくりの演習
 F:相談技能をみがくための実践的演習
3 学習ニーズを自己診断するためのリソース
 G:自己診断の演習
 H:学習内容中心の授業における自己評定表
4 学習の到達目標を設定するためのリソース
 I:学習の到達目標を明解に表すための指針
5 学習方法と学習リソースの活用のしかたに関わるリソース
 J:「問い」を立てるための方法論と技法
 K:学習の到達目標に見合った学習方法論
 L:本を能動的に読むための演習
 M:人的リソースを能動的に活用するための演習
6 学習の全体評価のためのリソース
 N:学習の到達目標に見合ったタイプ別の根拠資料
 O:評価尺度のいくつかの例
附録 「学習契約」を使った学習のための指針
解題(渡邊洋子)
索引

はじめに
 本書は、おとなの学習者にもおとなに教える人(教師)にも読んでいただきたいと思って書いたものです。ですから、学習者と教師の方が一緒に読んでくださると、最高の成果が期待できると思います。一緒に読まれる場合には、学習者と教師があらかじめ、互いに相手の役割について理解しておけるように、ともに第1章と第2章の両方を読むことをお勧めします。そうすれば、学習者が、教師の行動のしかたについて何らかの提案をすることもできますし、逆に、教師から、学習者の行動のしかたについて 何がしかの意見を言うこともできるでしょう。各々の場面に応じて、学習者と教師のどちらがイニシアチブを取ってもいいのです。
 そればかりでなく、学習者は、自己主導的な「探究活動」をするために、あるいはご自分の「コンピテンス」を開花させるために、本書を「リソース」として活用することもできます。その場合にも、第1章と第2章を合わせて読むことをお勧めします。第2章しか読まない場合でも、「教師」という用語を「あらゆる種類の援助者」に置き換えて読んでみると、かなり参考になると思います。あなたがおとなに教える教師であれば、ご自分のクラスの受講生に対する学習援