フィリピン女性エンターテイナーの夢と現実―マニラ、そして東京に生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750321233
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C0036

目次

第1部 調査研究報告「日本で働くフィリピン女性エンターテイナー―出発前から再統合までの課題」(問題の所在;調査の背景と目的;調査結果の概要;調査結果からの考察;まとめ;提言)
第2部 二〇〇三年マニラ会議「日本で働くフィリピン女性エンターテイナー―出発前から再統合までの課題」抄録(出席者の報告から;オープン・フォーラム―参加者からの意見と提言)

出版社内容情報

人身売買、性的搾取等さまざまな危険に曝されている日本で働くフィリピン女性エンターテイナーの問題を、日比両国での実態調査に基づき、包括的にレポートする。

はじめに
日本の読者の皆さんへ
【調査研究チーム】
【主な用語と政府機関名】
【フィリピン女性エンターテイナーが日本へ来るまでの標準的な流れ】
第1部 調査研究報告「日本で働くフィリピン女性エンターテイナー――出発前から再統合までの課題」
第1章 問題の所在
現状/フィリピン女性エンターテイナーを取り巻く問題/「人身売買天国」日本
第2章 調査の背景と目的
フィリピンにおける先行研究/本調査研究について/調査方法
ケース・スタディ1 【勇敢な決断――日本行きを踏みとどまって】
第3章 調査結果の概要
海外就労を促す要因/渡航前の準備/エンターテイナーとしての仕事/帰国したエンターテイナーたちを待ち受けるもの
第4章 調査結果からの考察
日本への渡航前の段階/労働現場の実態/フィリピン社会への再統合/主要な法律への違反
【エンターテイナーに対する人権侵害―― 国内法および国際法の観点から】
ケース・スタディ2 【消えた夢】
第5章 まとめ
法制度的問題/社会経済的問題 
第6章 提言
ケース・スタディ3 【しあわせのかけら】
第2部 二〇〇三年マニラ会議「日本で働くフィリピ

日本の読者の皆さんへ
 『フィリピン女性エンターテイナーの夢と現実――マニラ、そして東京に生きる――』(Pains and Gains)はDAWNが出版する二冊目の本です(最初の本は、カイビガン〔kaibigan ng OCWs Inc.=海外労働者を支援するNGO〕との共著『共和国法第八〇四二号の批判的検討』〔RA8042: A Critical Assessment〕でした)。
 今回の本では、日本で働くフィリピン人女性の権利について正面から取り組みました。本書のオリジナル英語版は、二〇〇三年一二月に出版され、すでに日本とフィリピン、そのほかの国の私たちの仲間やネットワーク、政府関係者に読まれています。
 私たちは、本書が政策に変化をもたらす手段となると考えています。現在日本政府は入管政策を見直し、人身売買を取り締まる集中的な取り組みの一環として、エンターテイナーの資格要件をさらに厳しくしようとしています。
 DAWNは、こうした入管政策の見直しを含めて日本政府の「人身取引対策行動計画」を支持しています。しかし、日本で働く多くのフィリピン人女性が真の意味で人身売買の危険や恐怖から保護されることを願って、引き続き政府の取り組みを監視していく所存です。
 今回