出版社内容情報
95年の阪神大震災以降、市民のボランティア意識そしてNPOへの関心が芽生え、高まってきている。本誌は、国際協力はじめ福祉など多様化するNPO活動の現状と課題を分析し、その方途を指し示す本邦初のNPO専門誌。Vol.9の特集は自治体とNPO活動。
[特集]協働とは何か―「新たな公共への挑戦」―
●データ分析―都道府県、主要都市における協働環境調査から
●事例紹介―千葉県、大阪府、豊中市、東近江市、徳島県神山町
●レポート「緊急雇用対策事業」にみる協働の意味
●寄稿
NPOが協働に踊らされないために(紅邑晶子 [(特活)せんだい・みやぎNPOセンター事務局長])
NPOと行政の協働は可能か(後 房雄 [名古屋大学大学院教授])
協働の悪癖(跡田直澄 [慶應義塾大学教授])
NPOとの協働で「地域力」の向上を(増田寛也 [岩手県知事])
議会と職員の意識改革とNPOの自主・自立(穂坂邦夫 [埼玉県志木市長])
イギリスに見る協働の模索(秋葉 武 [立命館大学助教授])
●データ「自治体職員の4割が協働に不安を感じる」
●関連書籍「協働」を知る一冊!
[オピニオン]「災」から人々の「幸せ」へ(植村裕之 [三井住友海上火災保険(株)社長])
[ニュース解説]公益法人制度改革の基本的枠組み決定(松原 明 [シーズ=市民活動を支える制度をつくる会事務局長])(後藤茂之 [衆議院議員])
東京都庁国籍認容差別訴訟の判決にみる公権力の