現代の理論 〈2〉 - 季刊 特集:日本どこからどこへ 2

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現代の理論 〈2〉 - 季刊 特集:日本どこからどこへ 2

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750320410
  • Cコード C0336

出版社内容情報

戦後の改革、高度経済成長、地域共同体の変容、核家族化の進行などさまざまな要因から現在の日本社会はどのような変遷をたどったのか。教育、文学、在日コリアン、被差別部落……多様な側面から分析する。

総特集 日本どこから どこへ2

特集のことば
目次
[巻頭対談] 溶解する日本社会の行方(鎌田 慧 [ルポライター]×加納 実紀代[敬和学園大学教員])
階層化にゆらぐ労働者イメージ (熊沢 誠 [甲南大学教授])
巨大株式会社の危機(奥村 宏 [株式会社研究家])
東アジアと日本(金子 文夫[横浜市立大学教授])
[深層]トランスフォーメーション=ブッシュ―米軍革命―小泉(歳川 隆雄[『インサイドライン』編集長])
地域社会の再生は可能か(澤井 勝[奈良女子大学教授])
護憲は「保守」か(PART2)(古川 純[専修大学教授])
家族の「崩壊」と家族主義復活論の迷妄(丸山 茂[神奈川大学教授])
不登校の政治的考察 (高橋 一行 [明治大学助教授])
行き止まりのゲットー(ソニア・リャン [ジョンズ・ホプキンズ大学準教授])
社会から文学が消えた?(小畑 精和 [明治大学教授])
[想うがままに]ぼくがイタリア贔屓になった理由(小寺山 康雄[本誌編集委員])
部落間差別問題から考える関係の変革(千本 秀樹[筑波大学教授])
基地帝国と占領の二重性(仲里 効 [季刊『EDGE』編集長])
外国人・民族的少数者

特集のことば
 歴史の変動は、年表に記されるような革命や戦争のような大きな出来事によってのみ引き起こされるわけではない。ごく普通の日常生活で生起する微細な変化、もちろん年表などには絶対に現れない小さな変化が、時代の大きな変化の予兆であったり、その小さな変化が積み重なって巨大な変化を引き起こしたりすることもある。また、革命のような大変動の後も、その変動の意味を定着させるために日常化の過程が不可避に進行させざるをえない。さらに現代世界では、戦争や内乱という悲惨な事態ばかりではなく、環境問題に典型的なように深刻な問題が日常生活に浸潤してくるという状況が広がり、それが世界的な相互依存関係の展開と深まりによって地球大につながっていくという傾向が顕著になっている。また、コミュニケーション手段の多様化と発達によって社会の関係性が世界大に拡散するにしたがって、かえって人間と人間の関係性そのものの希薄化が進行し、社会的関係の総体としての人間そのものが崩壊するという事態も生じている。そうした事態は、世界情勢を説き、国内情勢を分析し、政治や経済という大状況的な視点から論じるという、かつての左翼によく見られた思考方法では十分には捉

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