出版社内容情報
被差別部落の人々がこれまで関わってきた仕事の中から、皮革、食肉、医薬、織物を取り上げ、それらに関する具体的な「モノづくり」の方法と、なぜ彼らがそれらの仕事に就くことになったのか、彼らの生活やその思いにふれることのできる実践の書。
ソーセージをつくる
【作りかた】つくって食べよう、ソーセージ
【Q&A】ソーセージは何からつくられているの?
【資料】お肉ができるまで
【資料】豚の利用
【資料】日本における肉食の歴史
【授業実践】皮革工場・と畜の仕事(雁部桂子・朴希淑)
革をつくる
【作りかた】皮から革へ~クロム皮なめしにチャレンジ!
【Q&A】革はみんなの生活を豊かにする
【資料】皮革の歴史
【授業実践】地域への思いは皮なめしへ(岩井春子)
【授業実践】木下川の皮は日本一(菊岡伸一)
太鼓をつくる
【作りかた】マイ太鼓をつくってたたいてみよう
【Q&A】太鼓の皮はなめさず生皮からつくります
【資料】太鼓の歴史
【授業実践】太鼓のなかにも名前を書いたよ(名谷和子)
革で小物をつくる
【作りかた】革を使って小物をつくろう
【授業実践】地域を学ぶ(岩田明夫)
石けんをつくる
【作りかた】石けんは油でできているんだ
【Q&A】石けんとダイナマイトが関係あるって本当?
【資料】石けんと油脂
【授業実践】ぶたくんの授業1年間―生命から生命へ―(宮坂きみ子)
織物を織る
【作りかた】糸を
内容説明
本書では被差別部落の人々がこれまでかかわってきた仕事のなかから、特に皮革、食肉、織物、医薬を取りあげる。これらに関する具体的な「モノ」「モノづくり」を通して被差別部落の人々の仕事やその思いにふれ、差別を自分の問題、課題にできるような学習を願って作成している。
目次
ソーセージをつくる
革をつくる
太鼓をつくる
革で小物をつくる
石けんをつくる
織物を織る
蘭学事始を考える
よりくわしく調べるために
-
- 和書
- Junichi新絵物語集