内容説明
体得を重んじる森田療法をどうしたら「言葉で理解」できるのか。第一人者が明快に描き出す、これまで誰も知らなかった森田療法。
目次
序章 森田正馬先生への手紙
第1章 本題に入る前に―大事なこと
第2章 不安と出会う
第3章 できれば簡単に森田療法を知りたい
第4章 森田療法を生み出した地域文化的事情
第5章 あの時代に不安の対処法が必要だった理由
第6章 森田療法を支えた人々
第7章 森田療法が否定し、肯定した文化があった
第8章 森田療法と薬物療法
第9章 自然を相手に言葉にできるか。あえて言葉にして理解する森田療法
終章 森田正馬先生からの手紙
著者等紹介
中山和彦[ナカヤマカズヒコ]
愛媛県宇和島市生まれ。1977年、東京慈恵会医科大学卒業。1996年、ロンドン大学精神医学研究所客員教授。2001年、中華人民共和国大連医科大学客員教授。2003年、京都府立医科大学客員教授。2004年、東京慈恵会医科大学精神医学講座主任教授。専門は精神薬理学、非定型精神病、てんかん学、森田療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。