北朝鮮をめぐる北東アジアの国際関係と日本

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750317663
  • NDC分類 319.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

核兵器開発をちらつかせながら国際社会の認証を受け、地位を築こうとする北朝鮮に対して日・米・韓・中・露の関係国はどのような選択肢をとりうるのか。11人の専門家が「対話」か、「圧力」か、を多様な視点から論じる。

第一章 日朝首脳会談の国際関係に与えた衝撃
 第一節 北朝鮮の戦略から見た日朝首脳会談の意義[武貞秀士]
 第二節 米朝「枠組み合意」の評価[マーク・カプリオ]
 第三節 こじれた関係の日朝国交正常化[アンソニー・ディフィリッポ]

第二章 日朝首脳会談と日米関係
 第一節 米国の北朝鮮政策[杉田米行]
 第二節 人権と体制転換―米国の対北朝鮮政策[大津留(北川)智恵子]

第三章 日朝関係の国内問題への波及
 第一節 日朝関係における国家主義言説と市民概念[清水耕介]
 第二節 拉致問題の国内政治への影響[エリック・ジョンストン]
 第三節 拉致報道が在日朝鮮人にもたらした衝撃[ソニア・リャン]
 第四節 北朝鮮の核疑惑と日本の対応[宝珠山昇]

第四章 歴史から見た北朝鮮をめぐる今後の展開
 第一節 歴史と地政学から見た北東アジアの国際関係[平間洋一]
 第二節 ドイツ統一の教訓と朝鮮半島情勢の課題[筒井洋一]

あとがき 執筆者紹介と編者の論争[平間洋一・杉田米行]
年表[水野光朗]

内容説明

核兵器開発をちらつかせて、金正日体制の国際的承認を得ようとする北朝鮮、この問題に日米韓中露の各国はどのように動くであろうか。また、北東アジアの安定に市民として何ができるのかを、11人の専門家が多様な視点から分析する。

目次

第1章 日朝首脳会談の国際関係に与えた衝撃(北朝鮮の戦略から見た日朝首脳会談の意義;米朝「枠組み合意」の評価;こじれた関係の日朝国交正常化)
第2章 日朝首脳会談と日米関係(米国の北朝鮮政策;人権と体制転換―米国の対北朝鮮政策)
第3章 日朝関係の国内問題への波及(日朝関係における国家主義言説と市民概念;拉致問題の国内政治への影響;拉致報道が在日朝鮮人にもたらした衝撃;北朝鮮の核疑惑と日本の対応)
第4章 歴史から見た北朝鮮をめぐる今後の展開(歴史と地政学から見た北東アジアの国際関係;ドイツ統一の教訓と朝鮮半島情勢の課題)

著者等紹介

平間洋一[ヒラマヨウイチ]
元防衛大学校教授、元筑波大学・常磐大学非常勤講師

杉田米行[スギタヨネユキ]
大阪外国語大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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