出版社内容情報
イギリスに住むパキスタン人の55%がイギリス国籍を取得。もはや「移民」や「よそ者」、「外国人」ではない。イギリスのパキスタン系労働者の生活実態を詳細なデータで分析し、浮き彫りにした書。
はじめに
一章 移民と定住のパターン
二章 人口構成上の特質
三章 教育―参加と学力
四章 雇用と失業
五章 住宅―保有状況、家の種類、状態
六章 保健と社会保障問題
七章 警察と刑事裁判制度
八章 政治参加と代議制度
九章 結論
訳者あとがき
追加図表
参考文献
内容説明
パキスタン人は、イギリスで三番目に大きなエスニック・グループである。しかしながら彼らの社会的・経済的状態については、あまり詳しく知られていない。本書は、彼らの人口や社会的、経済的状況を白人やイギリスのそのほかのエスニック・マイノリティのグループとも関連づけながら明らかにしようとしたものである。
目次
1章 移民と定住のパターン
2章 人口構成上の特質
3章 教育―参加と学力
4章 雇用と失業
5章 住宅―保有状況、家の種類、状態
6章 保健と社会保障問題
7章 警察と刑事裁判制度
8章 政治参加と代議制度
9章 結論
著者等紹介
アンワル,ムハンマド[アンワル,ムハンマド][Anwar,Muhammad]
ウォーリック大学エスニック関係研究センター研究専門教授(Research Professor)。1989‐94年、同センター長、および1981‐89年、人種平等委員会(CRE)の研究部長歴任
佐久間孝正[サクマコウセイ]
1943年生まれ、宮城県出身。1970年、東北大学大学院教育学研究科教育学専攻博士課程中退。現在、立教大学社会学部教授
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