世界人権問題叢書
イギリスの中のパキスタン―隔離化された生活の現実

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750316062
  • NDC分類 316.833
  • Cコード C0336

出版社内容情報

イギリスに住むパキスタン人の55%がイギリス国籍を取得。もはや「移民」や「よそ者」、「外国人」ではない。イギリスのパキスタン系労働者の生活実態を詳細なデータで分析し、浮き彫りにした書。

はじめに
一章 移民と定住のパターン
二章 人口構成上の特質
三章 教育―参加と学力
四章 雇用と失業
五章 住宅―保有状況、家の種類、状態
六章 保健と社会保障問題
七章 警察と刑事裁判制度
八章 政治参加と代議制度
九章 結論
訳者あとがき
追加図表
参考文献

内容説明

パキスタン人は、イギリスで三番目に大きなエスニック・グループである。しかしながら彼らの社会的・経済的状態については、あまり詳しく知られていない。本書は、彼らの人口や社会的、経済的状況を白人やイギリスのそのほかのエスニック・マイノリティのグループとも関連づけながら明らかにしようとしたものである。

目次

1章 移民と定住のパターン
2章 人口構成上の特質
3章 教育―参加と学力
4章 雇用と失業
5章 住宅―保有状況、家の種類、状態
6章 保健と社会保障問題
7章 警察と刑事裁判制度
8章 政治参加と代議制度
9章 結論

著者等紹介

アンワル,ムハンマド[アンワル,ムハンマド][Anwar,Muhammad]
ウォーリック大学エスニック関係研究センター研究専門教授(Research Professor)。1989‐94年、同センター長、および1981‐89年、人種平等委員会(CRE)の研究部長歴任

佐久間孝正[サクマコウセイ]
1943年生まれ、宮城県出身。1970年、東北大学大学院教育学研究科教育学専攻博士課程中退。現在、立教大学社会学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

co1024

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ロンドンの市長や元1Dのゼインなどイギリスにおいてパキスタン系住民の存在感が大きくなってきたのでないかと思い、どんな移民政策をとっているのか興味を持ち本をとった。15年ほど前の本であり基本的にパキスタン系の不遇を強調してあったが、客観的なデータを淡々と記載してあり、著者の意見や批判が全くといっていいほど述べられていなかったので、退屈に感じた。2016/12/24

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