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胸中にあり火の柱―三浦つとむの遺したもの

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  • サイズ A5判/ページ数 372p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750315935
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自然や社会、精神の知られざる分野に入り込み、それを理論として捉え、弁証法を武器として多くの業績を残した言語学者三浦つとむ。89年永逝後なお褪せることのない三浦理論の精髄、また人となりを50人にもおよぶ研究者、作家たちが論究し回想した追悼集。

別れの言葉[吉本隆明]
第一部 『マルクス主義の基礎』と『戊辰戦争』[原口清]/時枝誠記・三浦つとむの言語過程説に学ぶ[鈴木覺]/自然言語処理と言語過程説[池原悟]/三浦つとむの時制論[矢吹眞康]/『こころとことば』を読み直して[宮下眞二] ほか
第二部 三浦さんと前衛美術会[大塚睦]/回想の三浦つとむ[外岡宏]/第二世代の読者は?[原田津]/三浦つとむさんと労学舎[柴田裕治]/恩師[中村尚志] ほか
第三部 「1たす1は2にならない」[堀史恵]/「1たす1は2にならない」ロシア語版序文[リュドミラ・ブエワ/東多喜子・訳]/三浦つとむ著『毛沢東主義』[小林文男]/公開質問状「マルクス・レーニン主義に関する本質的な質問」について[田畑稔]
第四部 形容動詞批判裏話/自著をめぐって/私の読書遍歴/言語とは何か/「実践論」「矛盾論」私はどう読んだか
あとがきにかえて[横須賀壽子]
資料 三浦つとむ著作目録/三浦つとむ略年譜

目次

第1部(『マルクス主義の基礎』と『戊辰戦争』;時枝誠記・三浦つとむの言語過程説に学ぶ ほか)
第2部(三浦さんと前衛美術会;回想の三浦つとむ ほか)
第3部(「1たす1は2にならない」;「1たす1は2にならない」ロシア語版序文 ほか)
第4部(形容動詞批判裏話;自著をめぐって ほか)

著者等紹介

横須賀寿子[ヨコスカトシコ]
1925年、東京で生れる。1950年からサークル活動にとりくみ、のち『人生手帖』読者の「緑の会」の運営に協力、雑誌『人生手帖』で会の運営欄、人生相談欄を担当した。また青年団や婦人会の活動に助言者、講師として協力した。1962年頃から社会党中央本部機関紙の執筆者になり、のち婦人局などで働く。1966年、日ソ親善教会の会員になり、72年から専従役員として89年まで働く。退職後、92年にロシア(旧ソ連)学生奨学日本基金を設立し、事務局長となり、現在に至る
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