歩いて知る朝鮮と日本の歴史シリーズ
千葉のなかの朝鮮―歩いて知る朝鮮と日本の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750314792
  • NDC分類 210.18
  • Cコード C0321

出版社内容情報

古代、江戸時代、近代から現代までの千葉県のなかの朝鮮文化、朝日関係史を紹介。歴史的事実を今日に伝える遺跡・遺物を案内し、20世紀の千葉県と朝鮮半島、朝鮮民族の悲劇的な歴史も解説する。イラストマップをふんだんに使った現地学習用ガイドブック。

第1部 前近代編
千葉の渡来人:新羅・百済系土器の発見/富津市内裏塚古墳出土の胡飾/山倉1号墳の筒袖埴輪と朝鮮系渡来人/成東町真行寺廃寺と朝鮮系(?)瓦/「高麗延師」と安房誕生寺:日延上人の数奇な生涯/日韓(朝)友好の先駆者雄誉上人:館山大巌院のハングル石塔
第2部 近現代編
韓国・馬山の千葉村:県がつくった植民村/手賀沼から朝鮮を見つめた柳宗悦/関東大震災と朝鮮人虐殺:船橋市馬込霊園と八千代市観音寺周辺/第二海軍航空廠と朝鮮人労働者・慰安婦/茂原海軍飛行場の建設と朝鮮人労働者/旧日立航空機(株)大網地下工場跡/かにた婦人の村と「従軍慰安婦鎮魂碑」/日本有数の朝鮮考古学コレクションの謎:なぜ小倉コレクションが千葉県の習志野にあったのか?/共生の道を求めて:朝鮮学校のあゆみと今/街角に息づく朝鮮:千葉市のなかの韓国・朝鮮/新しい出会いを求めて:各地で行われるさまざまな交流 この本で紹介した史跡:施設等の千葉全県MAP

内容説明

本書の目的の第一は、近現代の千葉県と朝鮮半島・朝鮮民族の悲劇的な歴史を、可能な限り明確に刻むこと。第二には、それ以外にも現代の朝鮮文化をめぐって、千葉県は実は密接にして重要な関わりをもっているいくつかの事実が存在しており、これを強調すること。第三には、前近代においても、朝鮮文化は房総半島に明確な足跡を刻んでいることを紹介すること。第四には、以上に述べた歴史的事実を今日に伝える遺跡・遺物を紹介することである。

目次

第1部 前近代編(千葉の渡来人―新羅・百済系土器の発見;富津市内裏塚古墳出土の胡〓飾;山倉1号墳の筒袖埴輪と朝鮮系渡来人;成東町真行寺廃寺と朝鮮系(?)瓦
「高麗延師」と安房誕生寺
日韓(朝)有効の先駆者雄誉上人)
第2部 近現代編(韓国・馬山の千葉村―県がつくった植民村;手賀沼から朝鮮を見つめた柳宗悦;関東大震災と朝鮮人虐殺―船橋市馬込霊園と八千代市観音寺周辺;第二海軍航空廠と朝鮮人労働者・慰安婦;茂原海軍飛行場の建設と朝鮮人労働者;旧日立航空機(株)大網地下工場跡
かにた婦人の村と「従軍慰安婦鎮魂碑」
日本有数の朝鮮考古学コレクションの謎
共生の道を求めて
街角に息づく朝鮮
新しい出会いを求めて)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

7
図書館にて。安房誕生寺、第18世管主「日延上人(高麗延師)」。文禄・慶長の役のときの加藤清正に捕らえられた朝鮮王族。朝鮮王宣祖の子、臨海の娘と息子。おそらく人質だが、公式記録なし。日延は不受布施派の指導者として有名。江戸時代の朝鮮人も特定の仏門に属さねばならず。▲館山市の浄土宗大巌院には1624年建立の石塔があり、南無阿弥陀とハングルで刻まれている。古いハングルの碑は極めてまれで、半島にひとつ、千葉にふたつ。それだけ。2018/12/01

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