内容説明
ますますその領域を広げ、理論的整理が求められている給付行政について、幅広い観点から論究する。
目次
第1章 ドイツ国法学者協会とその昨今―給付行政論の観点から
第2章 法原則としての「経済性」の適用に関する一考察
第3章 給付国家における透明性原則とその実効性確保―政党の決算報告義務を題材として
第4章 憲法の保障する人権と給付行政
第5章 生存配慮行政と公役務の民営化に関する諸問題―フランスにおける公役務執行の分類論に基づいて
第6章 契約前仮命令訴訟の導入に関する一考察
第7章 給付行政としての海の管理行政に関する一考察
第8章 都市小河川再生条例試案―分権時代の新たな条例づくり
第9章 廃棄物処理施設設置・操業をめぐる抗告訴訟の原告適格
第10章 欧州連合(EU)の行政改革―画期的なEU拡大
-
- 和書
- 宇宙の息