出版社内容情報
オウム真理教や統一教会など、カルト宗教が問題化している現代。しかし、社会の中に行き場を失った子どもたちは、心の平安を得ようと宗教を求め、のめり込んでいく。なぜ子どもたちが宗教に向かうのか、学校における宗教教育はどうあるべきかなどを探る。
1 宗教と子どもたちを考える視点[中川明]
2 破壊的カルトによる子どもの人権侵害とその対策[山口広]
3 フィクションを生きざるを得ない少年たち[西山明]
4 子どもの発達と宗教[いのうえせつこ]
5 学校教育で宗教はどう扱われているか[菅原伸郎]
目次
1 宗教と子どもたちを考える視点
2 破壊的カルトによる子どもの人権侵害とその対策
3 フィクションを生きざるを得ない少年たち―霊視からオウム真理教、そしてバモイドオキ神へ
4 子どもの発達と宗教―子どもの成長期にどのような影響を与えるか
5 学校教育で宗教はどう扱われているか
著者等紹介
中川明[ナカガワアキラ]
1941年生まれ。北海道大学大学院法学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。