歴史と文化に見る身体障害者

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750313115
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0036

出版社内容情報

身体障害者の社会的地位について歴史的観点から考える。近代社会の政治・文化・法制度のモデルとなった古典期アテナイをモデルに今日まで影響を与える国家による障害者の扶養義務制度などを解明する。

第一章 国家による扶養義務制度
第二章 社会の中での身体障害者の位置づけ
第三章 リハビリテーション概念のルーツを探る
第四章 身体障害者のセクシュアリティー
第五章 医療・福祉領域で必要な専門知識外の学問的知識と視点

内容説明

身体障害者の社会的地位について、歴史的観点から顧みることにある。そして、その地位に影響を与えたと思われるさまざまな要因を多角的に検討を加えることを通して、現在、医療・福祉の専門分野で働く人たちが感じている諸問題に対して、どのようにそれらを理解し、そして解決するための糸口を見つけるためには、どのような視点が必要であるかを問題提起する。

目次

第1章 国家による扶養義務制度
第2章 社会の中での身体障害者の位置づけ
第3章 リハビリテーション概念のルーツを探る
第4章 身体障害者のセクシュアリティー
第5章 医療・福祉領域で必要な専門知識外の学問的知識と視点

著者等紹介

松尾智[マツオサトル]
1957年和歌山生まれ。国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院卒業。大阪外国語大学卒業。大阪外国語大学大学院言語社会研究科博士前期課程修了。神奈川リハビリテーションセンター、和歌山日赤医療センター、藍野医療福祉専門学校専任講師を経て現在、神戸大学医学部保健学科勤務
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