世界人権問題叢書
日本の差別・世界の差別―差別の比較社会論 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750312828
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0336

出版社内容情報

日本におけるけがれ意識,インドのカースト制度,中世のゲットー,反ユダヤ主義,アメリカの黒人差別,南アのアパルトヘイトなど,世界的視野で差別問題をとらえ,比較・分析した労作。

一 日本における差別・被差別
二 インドのカースト制と不可触民差別
三 ユダヤ人問題における宗教と政治
四 アメリカ合衆国の黒人差別
五 南アのアパルトヘイト

内容説明

本書を最初にだしてから12年ほどが経過している。人権と差別をめぐる状況には、若干の変化もみられはじめている。南アフリカ共和国では白人の支配が崩壊してアパルトヘイトは廃絶された。これは大きな前進であった。しかし、世界には民族紛争やテロが頻発し、人びとの人権状況には憂えるべきものが数多く存在している。日本では、人権尊重の立法が行なわれ、そのみのりある実施は今後の課題となっている。われわれの努力がためされようとしている。筆者の関心の深い、被差別部落の問題においては、部落解放同盟が1997年に新しい綱領を決定し、「自主・共生の真に人権が確立された民主社会の中」に部落解放を展望している。

目次

1 日本における差別・被差別
2 インドのカースト制と不可触民差別
3 ユダヤ人問題における宗教と政治
4 アメリカ合衆国の黒人差別
5 南アのアパルトヘイト

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