出版社内容情報
“使える”機器,“使えない”機器とは何か。福祉現場での使用者の立場から,車椅子やリフター,ワープロなどの使用実例をリポート。リハビリテーション工学の基礎にすえられるべきものを提示した必備書。
第1章 リハビリテーション工学の将来
第2章 リハビリテーション工学の国際比較
第3章 福祉機器とは
第4章 福祉機器と社会福祉制度
第5章 福祉機器の利用
内容説明
福祉用具関係というと、カタログ的な本が多い中、わかり易い現場からのレポートとして、一定の学問的アプローチ、いわゆる福祉用具論の基礎となる形でまとめたもの。
目次
第1章 リハビリテーション工学の将来(「できる」と「使える」との違い;インターフェース(人との接点)の重要性
本当の福祉機器とは)
第2章 リハビリテーション工学の国際比較(難しいニーズの把握;アメリカのリハビリテーション工学;わが国のリハビリテーション工学)
第3章 福祉機器とは(「福祉機器」ということば;福祉機器の種類;福祉機器と人との関わり方 ほか)
第4章 福祉機器と社会福祉制度(望まれる機器関連業者の福祉の心;公的福祉制度の整備の経過;福祉機器給付制度 ほか)
第5章 福祉機器の利用(電動車椅子;車椅子;ホイスト・リフター ほか)