出版社内容情報
家族の持つ意味性がますます希薄化し,孤立,離散へと向かう現代日本社会。一人一人がちがう価値識を持ちながら,互いに尊重しあい共に生きる,新しい家族像は展望しうるのか。その問いに答える。
第一章 企業社会にゆがめられる家族の関係
1 家族考/2 教育ママが育てる仕事人間予備軍/3 いい大学,いい会社に入った男たちの末路
第二章 企業社会に蝕まれる私たちのカラダ
1 高度成長で失われた自然資源/2 水を汚しつづける「便利」な暮らし/3 土が死んでいく/4 太陽の光が皮膚ガンをつくる/5 大気の汚れが酸性雨をふらせる/6 日本の「豊かさ」のために死んでいく人と自然
第三章 これからの家族
1 「フツー」の家族がつくる世界/2 男女役割分業が環境ハカイをうむ/3 働き方を変えよう/4 学歴社会から下りよう/5 子ばなれ,親ばなれ/6 「性モラル」「離婚」についての思いこみから自由になろう/7 エロスの開花,人間解放へむけて/8 「あるべき家族」「あるべき社会」から自由になろう
追記/資料/年表/参考資料
目次
第1章 企業社会にゆがめられる家族の関係(家族考;教育ママが育てる仕事人間予備軍;いい大学、いい会社に入った男たちの末路)
第2章 企業社会に蝕まれる私たちのカラダ(高度成長で失われた自然資源;水を汚しつづける「便利」な暮らし;土が死んでいく ほか)
第3章 これからの家族(「フツー」の家族がつくる世界;男女役割分業が環境ハカイをうむ;働き方を変えよう ほか)