シベリア捕虜収容所 『ラーゲル』の中の青春―一学徒兵五十五年目の回想

シベリア捕虜収容所 『ラーゲル』の中の青春―一学徒兵五十五年目の回想

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  • サイズ A5判/ページ数 136p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750311906
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報

戦後55年をすぎて,ガイドライン,日の丸・君が代,盗聴法と民主主義を踏みにじり,戦前に逆行するかのような日本。自らの戦争,捕虜体験を今あらためてふりかえり,平和と人権の尊さを訴える。

第一部 学徒出陣兵の回想『悲しみの山脈』の裾野に立って
 飢餓の中の青春―地獄を見る/国境を越えて/食糧事情改善闘争/ラーゲル内生活向上闘争/ラーゲルから見たロシア人/帰国(ダモイ)
第二部 ルポルタージュ「餓鬼と畜生」《復刻》
 またまた起こった暴行事件―拓進会のこと/観念論的な民主々義者/ラーゲル内民主化闘争の始まり/食べ物の恨み/「餓鬼」達をなだめる/自己批判の始まり/働く者の立場に立って/仲間が集まってきた/闘いの始まり/「餓鬼」達の立ち上がり/「餓鬼」が「畜生」に勝った!

内容説明

敗戦をむかえてソヴィエトの捕虜となり、三年余の労働に従事し帰国した著者が、口述筆記でつづった、戦争体験と捕虜としての体験談に、帰国してまもなく書いたルポルタージュを復刻。

目次

第1部 一学徒出陣兵の回想―『悲しみの山脈』の裾野に立って(飢餓の中の青春―地獄を見る;国境を越えて;食糧事情改善闘争;ラーゲル内生活向上闘争 ほか)
第2部 ルポルタージュ「餓鬼と畜生」《復刻》(またまた起こった暴行事件―拓進会のこと;観念論的な民主々義者;ラーゲル内民主化闘争の始まり;食べ物の恨み ほか)

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