出版社内容情報
日本交通交社の差別広告に対する糾弾闘争を通して,近代以後のアイヌ・シャモ関係史を問い直し世評高かった旧版を再検証,運動のもった意味を考察する解説を付し,新版として刊行。
1 差別広告であると認めながら
2 糾弾会つぶしの危機
3 「真のアイヌ文化」の正しい紹介とは?
4 「アイヌ差別」の歴史的社会的要因にせまる
5 なぜ無知でいられたか
6 近代化の中の差別の歴史をさかのぼる
7 旅行業者としての役割の重さ
8 これからがはじまり
目次
1 差別広告であると認めながら―差別ということについて本当にわからないんです
2 糾弾会つぶしの危機―経済制裁なんて毛頭考えておりません
3 「真のアイヌ文化」の正しい紹介とは?―昔のものをとりあげてご紹介申し上げるのが、まだ前よりはましじゃないかと
4 「アイヌ差別」の歴史的社会的要因にせまる―ウチの会社が組織として偏見をもっていたということはないと思います
5 なぜ無知でいられたか―やはり社会構造自体、客観的に見ても差別する側なんじゃないか
6 近代化の中の差別の歴史をさかのぼる―数百年前の体制とは関係ないのに、なんだか間尺に合わぬなと
7 旅行業者としての役割の重さ―今後のアイヌの人びとをめぐる観光について、過去の歴史を踏まえうまい接点を見つけ出す必要があるなと
これからがはじまり―社長たる私といたしましても事の重大性を十分認識しております
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tu-ta
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オルタキャンパス「OPEN」 【連続講座】連続講座〈運動と思想〉 花崎皋平が花崎皋平を語る/の準備でかなり斜めに読了。徐京植さんと花崎さんの論争の根もこのあたりにあるのではないかと感じたJTBに対する北海道のアイヌとシャモの共闘の記録。2014/12/14
百式改(公論サポーター東海)
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差別心の無い人間など居ない。と、いうところから始めないと本当の理解は得られないだろう。搾取されつづけている。差別されつづけている。同化政策でアイデンティティを奪われた。その通りだろうがルサンチマンを乗り越えなければ結局逆差別を超えられない。シャモが北海道へ行かなければアイヌは心穏やかに暮らせていたのだろうか。2019/05/17