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出版社内容情報
世界経済への影響が喧伝される,アジア域内の経済動向。経済発展の成果を公平かつ持続的な社会的発展に生かすという立場で,東アジアの地域協定と日本の関わりを論じたグローバル時代のアジア経済論。
序論
東アジア経済社会発展の課題[蛯名保彦]/「ソーシャル・アジア」と社会的コモンスペースを求めて[初岡昌一郎]
第1部 東アジアと日本経済
日本経済の再生と東アジア[蛯名保彦]/東アジアと日本の中小企業[中沢孝夫]/東アジア国際分業と沖縄[木村温人]
第2部 東アジアの社会改革と日本
市民社会確立のための基礎的改革と地域協力の社会的側面[初岡昌一郎]/期待される労働組合の役割とその課題[中嶋滋]
第3部 東アジア政治改革の課題―韓国・台湾における国家・社会・市場[吉田勝次]
植民地前夜の朝鮮・台湾社会/二つの総督府権力/植民地からの解放と二つの開発独裁
目次
東アジア経済社会発展の課題―市場経済と市民社会の相克
「ソーシャル・アジア」と社会的コモンスペースを求めて―統合型地域協力のための基礎的諸条件とは何か
日本経済の再生と東アジア―「東アジア産業集積地域ネットワーク」の提唱
東アジアと日本の中小企業
東アジア国際分業と沖縄―沖縄FTZをネットワーク型「部品」産業の拠点に
市民社会確立のための基礎的改革と地域協力の社会的側面
期待される労働組合の役割とその課題
植民地前夜の朝鮮・台湾社会
二つの総督府権力―武断統治と生物学政治
植民地からの解放と二つの開発独裁