出版社内容情報
明治期のキリスト教指導者、海老名弾正。結果的に日本の朝鮮侵略を思想的に補完するにいたった、その生涯と思想の全体像を克明に検証する労作。
推薦の言葉[鈴木正幸]
第一章 序論
第二章 海老名弾正の生涯
第三章 海老名弾正における「神道的」キリスト教
第四章 海老名弾正の戦争論
第五章 海老名弾正の朝鮮伝道論
第六章 結び
内容説明
本書は、海老名弾正のキリスト教思想を分析し、海老名による、神道のキリスト教的“読み込み”が、キリスト教の神道化という「転倒」にいたったことを明らかにし、そしてその必然的結果が朝鮮(韓国)への日本の侵略を思想的に補完する朝鮮伝道であったことを明らかにしたものである。
目次
第1章 序論
第2章 海老名弾正の生涯
第3章 海老名弾正における「神道的」キリスト教
第4章 海老名弾正の戦争論
第5章 海老名弾正の朝鮮伝道論
第6章 結び
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