出版社内容情報
家族の過剰な負担を軽減し,高齢者の自立を支援する社会のあり方とは。地域社会全体が介護を担い高齢社会をサポートして行くために必要な方向を,国や地方自治体の施策も含め具体的に提言する。
第1部 高齢者の自立支援
第一章 家族責任とアンペイド・ワーク[竹中恵美子]
第二章 高齢女性と労働[小松満貴子]
第三章 在宅・施設介護の現状と問題点[小林敏子]
第四章 家族と介護[岩見恭子]
第五章 高齢者の介護と財産管理・成年後見制度について[水野紀子]
第2部 豊かな老後の実現をめざして
第六章 シンポジウム「社会的介護とは何か」
第七章 シンポジウム「高齢者の自立支援」
第八章 実態調査・高齢社会と地域福祉[ジャンプ活動プロジェクト編]
第九章 座談会・私たちが望む高齢社会
内容説明
一九九三年五月、「高齢社会をよくする女性の会・大阪」は結成されました。本書は、発足以来五年間、高齢者の自立支援、介護の社会化をモットーに取り組まれた講演会、シンポジウム、勉強会、実態調査、パフォーマンスなど、数々の活動の記録です。
目次
第1部 高齢者の自立支援(家族責任とアンペイド・ワーク;高齢女性と労働;在宅・施設介護の現状と問題点;家族と介護;高齢者の介護と財産管理・成年後見制度について)
第2部 豊かな老後の実現をめざして(シンポジウム「社会的介護とは何か」;シンポジウム「高齢者の自立支援」;実態調査・高齢社会と地域福祉;座談会・私たちが望む高齢社会)