現代フィリピンの政治と社会―マルコス戒厳令体制を超えて

ワーフェル，デイビッド【著】〈Ｗｕｒｆｅｌ，Ｄａｖｉｄ〉/大野 拓司【訳】

明石書店（1997/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 568p／高さ 20cm
• 商品コード 9784750310015
• NDC分類 312.248
• Cコード C0036

出版社内容情報

大衆民主主義か，軍事支配か，それとも革命か。“法の支配”を前提としつつも実際には対人関係を基礎とした“人格の支配”が作用するフィリピン政治の流れを，マルコス体制の分析を中心に論考する大著。

第1章　歴史の遺産
第2章　政治文化と社会化の過程
第3章　社会経済的な背景
第4章　立憲体制
第5章　戒厳令体制
第6章　国内政策―農地改革と国民統合の模索
第7章　外交政策―政権存続の戦略
第8章　戒厳令体制への抵抗
第9章　「正常化」に向けて
第10章　退行の加速から「革命的」な政権継承へ
第11章　結び
補　章　1987年から97年―アキノ政権とラモス政権

内容説明

本書はアメリカ人のフィリピン政治学者が、フィリピン政治分析の水準を示したものである。

目次

第１章　歴史の遺産
第２章　政治文化と社会化の過程
第３章　社会経済的な背景
第４章　立憲体制
第５章　戒厳令体制
第６章　国内政策―農地改革と国民統合の模索
第７章　外交政策―政権存続の戦略
第８章　戒厳令体制への抵抗
第９章　「正常化」に向けて
第１０章　退行の加速から「革命的」な政権継承へ
第１１章　結び
補章　一九八七年から九七年―アキノ政権とラモス政権