夜這いと近代買春

夜這いと近代買春

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750307503
  • NDC分類 384.7
  • Cコード C0039

内容説明

日本の都市化は、男を夜這いから買春へとはしらせた。フィールドワークをもとに、世相変化にともなう性関係・人間関係の変化をさぐる性民俗学の傑作。

目次

序章 夜這い民俗論の潮流―赤松啓介をのりこえよ!!
第1章 村の解体・夜這いの衰退―水俣の近代生活誌
第2章 売春労働者の発生―天草者の故郷から
第3章 夜這いから買春へ―男が買春を選ぶとき
第4章 夜這いは死なず―ディスコとナンパ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/04/19

わす

0
水俣あたりの記録を引いて、夜這いは女にも選択権があり、妊娠しても若者組の頭が男に責任をとらせていたと。それが明治末から大正にかけて義理が増えたことで親戚組織の拡大を好まず親戚結婚が勧められるようになり、結婚と結びつかなくなった夜這いが衰退、昭和初期までに夜這いは消えた。夜這いにかわって買春が興隆してからは処女を尊重するようになったそうな。2025/01/12

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