出版社内容情報
戦後もなお払拭できなかった抑圧と同化の歴史。公教育現場においてそうした意識を克服するためにどのような活動がされて来たかを歴史的に整理する本格的資料集。
第1部 戦後の在日朝鮮人の処遇と教育上の地位
第1章 GHQ占領下における在日朝鮮人
第2章 講和条約以後の在日朝鮮人
第2部 大阪市における教育実践
第1章 講和条約以後の教育研究運動と在日朝鮮人教育
第2章 「日本人と同様に扱う」教育の限界
第3章 同和教育と在日朝鮮人教育
第4章 外国人教育の教育指針への位置づけ
第5章 再生「市外教」の活動――本名を呼び名のる教育へ
内容説明
本書は、大阪市での実践資料を歴史的に整理することによって、戦後の在日朝鮮人教育の推移をみるものである。
目次
第1部 戦後の在日朝鮮人の処遇と教育上の地位(GHQ占領下における在日朝鮮人;講和条約以後の在日朝鮮人)
第2部 大阪市における教育実践(講和条約以後の教育研究運動と在日朝鮮人教育;「日本人と同様に扱う」教育の限界;同和教育と在日朝鮮人教育;外国人教育の教育指針への位置づけ;再生「市外教」の活動―本名を呼び名のる教育へ)