出版社内容情報
生涯をかけてインド独立運動に取り組んだガンディーの悲願は,インドの独立の最終目標として社会的悪弊と宗教的対立を除去し,社会的不平等と貧困からの解放におかれていた。彼の「不可触民制除去」についての演説・論説・書簡を再編集してお届けする。
目次
第1章 不可触民解放の悲願と思想(不可触民制の罪と贖い;不可触民制とインドの自治;不可触民制撤廃に向けて;アンベードカル博士の告発)
第2章 不可触民解放の理想と実践(インターダイニングとインターマリッジ;ハリジャン社会の改革;ハリジャンの教育問題;ハリジャン解放運動家たちへの助言)
第3章 不可触民解放の信条と実践(不可触民制=カースト=ヴァルナーシュラマ;ヴァイッカム・サティヤーグラハ;ハリジャンの職業問題;議会代表;ハリジャン奉仕者団)
マハートマ・ガンディー―人と生涯
出典・思想・その他