梶村秀樹著作集 〈第４巻〉 朝鮮近代の民衆運動

梶村 秀樹【著】/梶村秀樹著作集刊行委員会・編集委員会【編】

明石書店（1993/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 394p／高さ 22cm
• 商品コード 9784750305509
• NDC分類 221.008
• Cコード C0022

出版社内容情報

本書は，朝鮮近現代史研究の第一人者であり，同時にすぐれた在日韓国人・朝鮮人，アジア人の人権を守る運動の理論家・誠実な実践家であった故梶村秀樹が，生前執筆した厖大な論稿の中から主要と思われる論文をテーマ別に整理した著作集である。東洋史，日本史の近現代史研究者必携の図書。図書館必備図書。

総　論　朝鮮民族解放闘争と国際主義
第１章　三・一運動論
第２章　国外における解放運動
第３章　ブルジョア民族主義から民衆的民族主義へ

目次

総論　朝鮮民族解放闘争と国際主義（朝鮮民族解放闘争史と国際共産主義運動）
１　三・一運動論（『東学史』によせて；三・一運動を考える；民族主義と社会主義のはざま；大韓民国臨時政府をめぐって）
２　国外における解放闘争（義烈団と金元鳳；１９３０年代満州における抗日闘争にたいする日本帝国主義の諸策動；『アリランの歌』〈解説〉；１９４０年代中国での抗日闘争；解放前の在日朝鮮人運動史）
３　ブルジョア民族主義から民衆的民族主義へ（朝鮮共産党―断章；新幹会研究のためのノート；甲山火田民事件について；『常緑樹』〈解説〉；１９２０～３０年代の民衆運動）