出版社内容情報
著者は「在日韓国・朝鮮人の理解」の真の理解は,当人でないと不可能であるという自覚をもとに,彼らの置かれた状況に自らが身を置き,共に考える姿勢をつらぬいている。その意味では,むしろ「日本人の民族的偏見克服の教育」という書名にすべき図書である。
第一章 在日韓国・朝鮮人理解教育論
第二章 私の在日韓国・朝鮮人理解教育のはじまり
第三章 朝鮮民話集『ネギをうえた人』と金素雲
第四章 加害の歴史と被害の歴史・韓国の人物学者が提起するもの
第五章 盧泰愚大統領の訪日演説と在日韓国・朝鮮人理解の教育
第六章 国際化した社会における国際理解・人権教育
第七章 在日児童・生徒の民族的背景理解のために
親の願に寄り添うこと/民族の心を受け継ぐ
第八章 韓国と日本の歴史教科書をめぐる諸問題
資料(1)本名で生きることの意味/資料(2)最高裁への嘆願書/(3)就職差別への願い
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- 和書
- 解説小川未明小説 〈1〉