人間の身体と精神の関係―コペンハーゲン論考 １８１１年

ド・ビラン，メーヌ【著】〈Ｄｅ Ｂｉｒａｎ，Ｍａｉｎｅ〉/ムーア，Ｆ．Ｃ．Ｔ．【校訂・編】/掛下 栄一郎【監訳】/益邑 斉/大崎 博/北村 晋/阿部 文彦【訳】

早稲田大学出版部（1997/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 309,／高さ 20cm
• 商品コード 9784657975195
• NDC分類 135.4
• Cコード C3010

内容説明

「生の哲学」の源泉を読む。フランス近代哲学の形成に重要な役割を果したメーヌ・ド・ビラン。膨大な草稿をもとに厳密な校訂を経て刊行する。

目次

第１部　精神の現象や内的感覚の現象を説明しようとして、自然学上の学説や実験を濫用することについて、またその無効性について。さまざまな説明体系の分析。
第２部　生理学と心理学という二つの観点から見た感覚的な現象系列について、あるいは、この二つの学の共通性および相互援助について。