内容説明
本書は、多くの実態調査に基づいて、専門制度のかかえる問題を検討している。わが国の管理職の職務が層的に多様化し、国際化する過程の中で、その意識と行動も一様ではなくなってきている。この点については、ライン管理職、スタッフ管理職、専門職、専任職などの意識と行動を実状を通して考察している。
目次
1章 管理職層の意識と行動(男性管理職の意識と行動;女性管理職の意識と行動;管理職昇進に関する意識;管理職意職の国際比較)
2章 管理能力の評価と育成(人事考課と能力の把握;人事考課の実態と事例;ヒューマン・アセスメント研修;管理職研修と能力開発)
3章 資格制度と処遇制度(資格制度の沿革と実態;職能資格制度;賃金制度の変遷と事例)
4章 専門職制度の展望と課題(実態調査からみた動向と課題;専門職制度の事例)
5章 経営戦略と企業文化(経営戦略と管理職;これからの企業人と管理職;日本的経営の再構築;経営理念と企業文化)