出版社内容情報
無心になって、名文を読む――。
文学作品の価値というものは、その作品を好きかどうかという自らの主観のみで判断すればよい。その姿勢こそが、愛をもって文学と対峙することに他ならない。その信条のもとでなお、著者が三読四読に堪えうると考える名作をセレクトし、心に残った余韻と残響について語った珠玉のエッセイ集。
【本書で取り上げている主な作家たち】
三島由紀夫、メアリ・シェリー、フョードル・ドストエフスキー、北条民雄、チャールズ・ディケンズ、エドガー・アラン・ポウ、井上靖、ジェイン・オースティン、ジョージ・ギッシング、三浦哲郎、梅崎春生、梶井基次郎、アルチュール・ランボー、中原中也、レフ・トルストイ、小林秀雄など(掲載順)
【目次】
まえがき
異人
神の座
悲壮
人生告別
いのち
煽情好み
女の戦
恐怖のロマンス
耽読
新生
今は昔
夢まほ?ろし
妄執
中世回帰
詩魂
嵐
巨匠
あとがき
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