早稲田大学エウプラクシス叢書<br> 難民問題の「恒久的解決策」を問い直す―人間の安全保障の実践

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早稲田大学エウプラクシス叢書
難民問題の「恒久的解決策」を問い直す―人間の安全保障の実践

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  • サイズ B5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784657238061
  • NDC分類 369.38
  • Cコード C3336

出版社内容情報

紛争や迫害により故郷を追われた人は2022年に1億人を超え、難民の数はこの10年間で2.5倍となった。国連機関は「恒久的解決策」の実現を目標に掲げ最前線の現場で人道支援に奔走しているが、なぜ恒久的な解決にむかうことなく避難生活を強いられ続けているのだろうか。本書はこの問題意識に基づき人間の安全保障の視座から恒久的解決策を問い直すものである。世界最多の難民出身国であるシリアの難民問題と、世界最多の難民受け入れ国のトルコを含む三つの一次庇護国を事例として分析していく。脆弱性の高い難民の保護の緊急性や重要性にくわえ、能力強化、それも難民受け入れ国や社会との社会的結束を築き生活を再建するための能力強化の必要性と可能性を提示する。

内容説明

世界で最も多くの難民を発生させているシリア危機。人道支援だけでは恒久的な解決には至らない。一次庇護国における実態、支援を行う国際機関の課題を考察し、難民にとって平和で尊厳のある生活の再建に欠かせない視角を追究する。

目次

序章 難民問題および難民支援の諸相
第1章 シリア危機と難民問題
第2章 トルコにおけるシリア難民支援
第3章 レバノンにおけるパレスチナ難民支援
第4章 レバノンにおけるシリア難民支援
第5章 ヨルダンにおけるシリア難民支援
第6章 国際難民保護レジームの考察
終章 恒久的解決策を問い直すことでみえてきたもの

著者等紹介

山本剛[ヤマモトツヨシ]
早稲田大学地域・地域間研究機構アジア・ヒューマン・コミュニティ研究所招聘研究員。1980年生まれ。2021年、早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了(社会科学博士)。これまで特定非営利活動法人(認定NPO)パレスチナ子どものキャンペーン理事や東京電機大学未来科学部非常勤講師を務めた他、独立行政法人国際協力機構(JICA)在職中。専門は国際関係論、国際協力論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。