出版社内容情報
ジョン・レノン、オノ・ヨーコ両氏の作詞・作曲による計14曲(【目次】にはない「女性上位万歳」を含む)の歌詞(原則として、英文原詞と著者による訳詞)を収録・掲載し、それぞれの楽曲が発表された当時の政治・社会情勢や本人たちの言動を紹介しながら、アーティストとしての二人の活動の意味と狙いを、著者独自の政治学という視点から分析。今日の社会が抱える政治・社会問題との共通性を示しつつ、彼らの活動の普遍的な意味と価値を明らかにする。当時第一の関心事であったベトナム戦争を背景に、戦争反対のみならず、国家の意思決定や宗教に対する懐疑、女性蔑視への抗議など、ジョンとヨーコが投げかけた先見的なメッセージは、今日の読者にとっても新鮮なものであり、60~70年代への再評価の動きとあわせて、ビートルズ世代を中心に広く読者の支持を得られること請け合いである。
内容説明
ジョン・レノン、オノヨーコ両氏の作詞・作曲による計14曲(目次にはない「女性上位万歳」を含む)の英文原詞とその邦訳を収録・掲載し、それぞれの楽曲が発表された当時の政治・社会情勢や本人たちの言動を紹介しながら、アーティストとしての二人の活動の意味と狙いを、著者独自の政治学という視点から分析。今日の社会が抱える政治・社会問題との共通性も示しつつ、彼らの活動の普遍的な価値を明らかにする。
目次
ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)/J&Y:1971
平和にチャンスを/J:1969
労働者階級の英雄/J:1970
人々に権力を/J:1971
真実が欲しい/J:1971
今でなくては!/Y:1972
イマジン/J&Y:1971
私たちはみんな水なのよ/Y:1972
神/J:1970
女は世界のniggerだ/J&Y:1972
ミセス・レノン/Y‐1971
コフィン・カー/Y:1973
ウーマン・パワー/Y‐1973
著者等紹介
大石紘一郎[オオイシコウイチロウ]
1944年、島根県生まれ。1966年、国際基督教大学卒業。1972~75年、シカゴ大学大学院留学。1977年、東京都立大学大学院博士後期課程単位取得。1983~84年、マカオ東亜大学客員講師、その後、国士舘大学助教授を経て、1994~2010年、青山学院大学法学部教授。現在、青山学院大学名誉教授。「シンボルとイメージ」「政治と言語」などを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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