目次
第1章 江戸から明治初期における柔術の医学要素―楊心流柔術から天神真楊流柔術への変遷(柔術と密教;楊心流柔術、真之神道流柔術、天神真楊流柔術における人体認識の変化;江戸時代の接骨家;天神真楊流柔術の西洋医学との接触―『死活自在 接骨療法 柔術生理書』より;本章の考察)
第2章 接骨から柔道整復へ―柔道整復師の法制化(明治期の国家医療体制の構築と伝統的医療行為の規制;接骨復活への過程;柔道整復法制化の過程―「按摩術営業取締規則」の改正;法制化後の柔道整復術―接骨の西洋医学化;明治,大正時代の接骨関係者;大日本柔道整復師会の活動;本章の考察)
第3章 柔道整復師界の体制づくり(第二次大戦後の柔道整復師;柔道整復師の医療問題;柔道整復師法成立と教育;本章の考察)
著者等紹介
湯浅有希子[ユアサユキコ]
帝京平成大学ヒューマンケア学部柔道整復学科助教、早稲田大学スポーツ科学研究センター招聘研究員。専攻、スポーツ科学(武道論、柔道整復史、医学史)。1975年、神奈川県生まれ(旧姓、服部)。2001年、帝京医学技術専門学校(現、帝京短期大学)柔道整復学科卒業。柔道整復師資格を取得。2002~2007年、大同病院にて柔道整復師として勤務。2007~2016年、日本医学柔整鍼灸専門学校柔道整復学科専任教員。2014年、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程修了。博士(スポーツ科学)。2016年4月より、帝京平成大学にて現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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