〈早稲田大学ブックレット「震災後」に考える〉シリーズ<br> 災害に強い電力ネットワーク―スマートグリッドの基礎知識

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〈早稲田大学ブックレット「震災後」に考える〉シリーズ
災害に強い電力ネットワーク―スマートグリッドの基礎知識

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  • サイズ A5判/ページ数 90p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657113023
  • NDC分類 540.9
  • Cコード C1354

内容説明

被災地の復旧困難、首都圏の計画停電、全国での節電努力など、大地震と原発事故によって世界に誇る日本の電力システムに何が起きたのか。再生可能エネルギーや地産地消型電力網への期待を現実にするために、不可欠の先端技術をやさしく紹介する。

目次

第1章 今なぜ電力ネットワークが重要なのか(日本の電力供給システム;日本の電力供給システムに求められていること;新しいステージへ―キーワードは「回復力」)
第2章 スマートグリッドの基礎知識―次世代社会システムのインフラとして(スマートグリッドとは何か;スマートグリッドは我々に何をもたらすか;スマートグリッド道入の前提―関連技術と標準化;わが国のスマートグリッド開発と今後の展望;海外のスマートグリッド開発)
第3章 東日本大震災と電力ネットワーク―スマートグリッド導入の大切さ(自然災害と電力ネットワーク;スマートグリッドの評価と課題;災害に強いスマートグリッド)
第4章 地産地消型電力ネットワーク―クラスター拡張型グリッドとは(クラスター拡張型グリッド;クラスター拡張型グリッドの技術的特性;クラスター拡張型グリッドの技術的特性)
第5章 今後の展望さまざまな期待(欧米諸国と日本の違い;スマートグリッド構築の経済効果;国際標準化の動きと外国の事情)

著者等紹介

横山隆一[ヨコヤマリュウイチ]
早稲田大学理工学術院環境・エネルギー研究科教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

O. M.

1
主に日本の送配電系統にスマートグリッドを導入するにあたっての考え方、課題を整理したレポートです。編著者の横山先生は日本の電力系統解析の分野で実績のある研究者ですし、本書は薄くて、論点が良くまとまっています。ただこれは、完全に電力関係者向けで、一般の方がちょっと勉強に読もうといって薦められる本ではないですね。というのは、いわゆる業界の常識的なこと(数字とか用語とか)は十分な説明がなくさらっと書かれているので、予備知識がないと本書だけでは良く理解できないところが多いと思うからです。2014/05/17

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