内容説明
大正二年、「早稲田大学教旨」を制定し、「学問の独立」、「学問の活用」、「模範国民の造就」を早稲田大学の本旨とした。爾来、早稲田大学では事あるごとにこの三大教旨に回帰し、反省し、勇気付けられ、そうして幾多の難局を乗り越えて今日に至っている。早稲田大学の歴史は、三大教旨応用の歴史である。本書は、校祖大隈重信を始め、歴代総長、教職員、学生、それに校友たちの志操の一端を紹介している。
目次
1 東京専門学校創立の背景
2 東京専門学校の誕生
3 「早稲田大学」と改称
4 大学令下の早稲田大学
5 戦争と学苑
6 第二次世界大戦後の学制改革
7 創立百周年
8 創立百二十五周年
著者等紹介
島善高[シマヨシタカ]
昭和27年佐賀県に生れる。昭和51年早稲田大学法学部卒業。昭和57年國學院大学大学院法学研究科博士課程満期退学。専攻、日本法制史。名城大学助教授を経て、平成3年早稲田大学社会科学部助教授。同7年教授。平成16年より社会科学総合学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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