日常を生きる教育論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784657059215
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C1037

内容説明

災害や戦争によって一瞬にして奪われる日常。日常のかけがえのなさを教育はどのように伝えるか。

目次

1 雨に「昨日」を想い、風に「明日」を思う(「昨日の世界」と「惜別の歌」―「耳順う年」を迎えて想う;「グーとパー、どれも直球、ただ俺のサインに首を振れ」―早慶戦百周年の日に早稲田・渋谷シンガポール校の皆様に心をこめて;「スギハラ通り」とイマヌエル・カントの故郷「ケーニヒスベルク」―杉原千畝「命のビザ」と与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」 ほか)
2 かけがえのない「日常生活」と「生活の知恵」(「一本の竹」と「稲むらの火」―早稲田実業学校吹奏楽部第三三回定期演奏会に寄せて;「身土不二」、「結のあした」と「生活の知恵」―関西・瀬戸内教室に寄せて;「家の作りやうは、夏をむねとすべし」―「立俗の文化」と「坐俗の文化」 ほか)
3 個人の日常の「小状況」から社会・国家の「大状況」へ(被爆したという「事実」、その事実を認めない「国家」、死んでいく「被災者」―ビキニ環礁水爆実験五〇年;「二十年つひにきかざる汝が唇に死出の化粧の紅は濃すぎる」―「水俣病関西訴訟」上告審判決(二〇〇四年一〇月一五日)に寄せて
バナナ、エビ、マグロから見る食生活―飢餓の時代から飽食の時代まで ほか)

著者等紹介

渡辺重範[ワタナベシゲノリ]
1943年東京生まれ。1968年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。以後、同大学院政治学研究科修士課程、同博士課程を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(比較憲法学・比較政治制度論専攻)、博士(政治学)。1965‐66年ドイツ連邦共和国ボン大学留学。1980‐81年ドイツ連邦共和国ボン大学交換教授。1994‐98年早稲田大学教育学部長。1998年より早稲田大学常任理事(広報・学校担当)。2000年より早稲田実業学校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品